皆さんこんにちはミーアキャットです‼
今回は株を売るタイミングのご紹介です。
株は買い時よりも売り時の方が難しいです。
・「利益は出てるけど売るタイミングが分からない」
・「売るタイミングが分からず大きな含み損を抱えてしまった、」
などの悩みを抱えている方が多くいるかと思われます。
今回の記事ではローソク足と移動平均線から売り時を判断する方法を紹介しています‼この記事を読めばテクニカル的に売り時が分かるようになり、これらの悩みの解消に繋がるかと思います‼
前回までの「株を買うタイミングはいつ？」をまだ読んでない方は下のリンクよりご覧ください。
第一弾https://kabumeerkat.com/wp-admin/post.php?post=224&action=edit
第二弾https://kabumeerkat.com/wp-admin/post.php?post=229&action=edit
①下向きの移動平均線をローソク足が下抜ける時
売りのパターン1つ目は下向きの移動平均線をローソク足が下抜けるタイミングです！
今回の売りのパターンは、上昇トレンドから下降トレンドへと転換するタイミングで売り抜ける戦略になります。
株価が下落し移動平均線に近づき、反発することなく下抜けたら上昇トレンド終了のサインです。
迷わず利益確定の売りを入れましょう。
強い上昇トレンドであれば25日移動平均線で反発する可能性が高いです。
しかし移動平均線で反発しない場合は売り圧力が強い証拠となります。
上昇トレンドから下降トレンドへの転換の初期段階と判断できます。
売りのパターン①をチャートで見てみよう‼
売りのパターン①下向きの移動平均線をローソク足が下抜けるタイミングを実際のチャートで見ていきましょう。
下の画像 任天堂（7974） 赤色の線が25日移動平均線になります。
11月の初めに長い上髭を付けて上昇した後、大幅に下落し横這い又はやや右肩下がりの25日移動平均線をローソク足が下抜けました。
下抜け後一時的に調整が入り25日、75日移動平均線付近まで株価を戻すものの、11月の移動平均線下抜けを境に下落トレンドを形成しました。
このように下向きの移動平均線をローソク足が下抜けると下落トレンドを形成する可能性が高いため、迷わず利確の売り、もしくは損切り覚悟で売りましょう。
また、売った後に再度上昇するようであれば、移動平均線上抜け後に再び買いの手を入れましょう。この場合は移動平均線の上抜けになります‼ 上抜けのパターンは前回の記事で紹介しています‼
一方で、信用取引ができる方であればこのサインを合図に空売りでエントリーするタイミングとなります。
②下向きの移動平均線をローソク足が一度上抜けた時
売りのパターンの2つ目は下向きの移動平均線をローソク足が一度上抜けたタイミングです‼
市場には買いから入る投資家だけでなく、信用取引を用いて売り（空売り）から入る投資家が多くいます。
売りで入った場合も利益確定をする際には必ずどこかで買い戻さなくてはなりません。
そのため、下向きの移動平均線の上抜けは下降の初動に合わせて空売りを入れた投資家の買い戻しによる上昇が多くあります。短期空売り勢の利確の買い戻しなどにより一時的に上昇した可能性が高いです。
また、下降トレンドからの反転と考え買いの新規がエントリーすることも移動平均線を上抜ける要因となります。
売りのパターン②をチャートで見てみよう‼
売りのパターンの②下向きの移動平均線をローソク足が一度上抜けたタイミング
先ほどと同じ任天堂（7974）のチャートで検証してみましょう。
まず、11月の初めに大きく下落しました。
その後一時的に反発し25日移動平均線を上抜けた所で再び下落し始めました。そこからはズルズルと下げ、下落トレンドが形成されていきます。
そして2023年1月頃、下落幅が縮小し２月初めに横這いで推移していた25日移動平均線を上抜けます。
しかしその後、再び急落（決算がありファンダメンタル的要素も関係ありますが）し下落トレンドが継続しました。
やはり急落後を見てみると、大体同じようなパターンの動きをしていることが分かります。
株価急落→短期勢の空売り→短期空売り勢の利確による上昇→移動平均線を上抜けた辺りで短期空売り勢は売り抜ける→株価が下がり下落トレンドの形成
このパターンから分かるように、移動平均線を上抜けることから下降トレンドからの反転と判断し買わないように注意が必要です。
移動平均線を上抜けたからと言って安易に買いに飛びつかないよう注意です‼このパターンを覚えておかないと大きく損失を被ることとなります‼
まとめ
今回の記事では売りのパターンを２つご紹介いたしました。
売りのパターン①下向きの移動平均線をローソク足が下抜ける時
売りのパターン②下向きの移動平均線をローソク足が一度上抜けた時
この二つのパターンは絶対に覚えておきましょう‼知らないと含み益が減少や、含み損を抱えてしまい大きな損失を被ることとなってしまいます‼
株で大事なのは大きく損失を被らない事です！コツコツと利益を積み上げていけるように頑張っていきましょう‼
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