こんにちは!
今回はテクニカル指標の一つであるRSIを用いたトレード手法をご紹介致します。
RSIの使い方を知っているだけで市場を客観的に分析できるため勝率が上がります!
RSIとは?
RSIはオシレーター系のテクニカル指標になります。
RSIは相場の過熱感を表しており0〜100%の数値で表されます。
一般的に80%を超えると買われすぎ、20%を下回ると売られすぎを意味します。
そのため、RSIが20%を下回ったから買い、80%を上回ったから売りなどのように判断する指標の一つです。
下の画像のリクルート(6098)の日足チャートを見てみましょう。
赤の部分が20%近辺(売られすぎ)緑の部分が80%近辺(買われすぎ)を示しています。
3月中旬にRSIが下落し、20%付近まで下落しました。20%付近でトレンド転換し上昇トレンドを形成しています。
一方、3月の反転から上昇トレンドを形成し5月中旬にRSIが80%を上抜けました。過熱感を伴いRSIが80%を超えると複数回反転し下落していることがわかります。
チャートが表している通り、RSIが80近辺まで上昇したら売り、20近辺まで下落したら買いの手を入れることで簡単にかつ着実に利益を稼ぐことが可能です。
RSIダイバージェンス
RSIにはダイバージェンスというものが存在し上昇トレンド、下降トレンドなどの予兆を察知することが可能です。
ダイバージェンスとは株価は上昇しているが、RSIは上値を切り下げ下落しているなど、株価とRSIが逆の動きをしている事を指します。
株価は上昇しているもののRSIが下落していると、過熱感が失われている=下落の予兆であると判断することが出来ます。
下の画像リクルート(6098)の週足を見てみると、2021年9月21日にRSIが80%ラインにタッチしました。80%ラインにタッチした後、一旦調整を挟み株価は上昇し1株8000円を超えました。
しかし、同じ時期のRSIを見てみると株価は上昇している一方RSIは上値を切り下げ下落していることが分かります。これがダイバージェンスです。
ダイバージェンス後大きく株価は下落し半年間の下落トレンドを形成しました。
株価がRSIに伴い下落すると長い下落トレンドを形成する可能性が高いです。
リクルートも8000円のところから下落し、2023年には半値の4000円まで下落しています。
このようにRSIのダイバージェンスを見つけることでトレンドの予兆を見つけることが出来ます。
ダイバージェンスを知っていることで転換点を予測することが可能で効率的に利益を獲得することが可能です。
※注意点としてRSIは絶対の指標ではありません。そのため他の移動平均線などのテクニカル指標を併用することによって精度が高くなります。あくまでトレードの指標の一つであることを忘れないでください。
まとめ
①RSIは市場の過熱感を示す指標
②RSIが80%を超えると買われすぎ、20%を下回ると売られすぎ
③RSIダイバージェンスを見抜いてトレンドの予兆を察知する
RSIを知っておくことで効率的にトレードすることが可能です。移動平均線などの他のテクニカル指標と併用することでRSIの効果をより高める事が可能です。
是非他のテクニカル指標と併用してRSIを使ってみてください!!
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